2018.02.15 THU WRITER: sitimi
先週、ご縁があってこの本の著者様と焼肉を食べさせて頂きました。
この本の著者(以下小池さん)がいる時にだけお店が出す、
“究極の厚切りタン”を食べさせて頂きました。
≪小池ローリング≫
と呼ばれる華麗な手さばきで
厚さ10センチの黒毛和牛タンを焼いてくださいました。
和牛への愛がストーカー的な小池さんは
なんと普通のサラリーマン!!!!
にもかかわらず、
休日牧場へ行き、生産者と語らい、本まで出しちゃっているのです!!
和牛の素晴らしさを1人でも多くの人に知ってもらうため、
焼くだけの為にテーブルに座る変態っぷり。。。
そうです!!小池さんは食べないのです!!!!!
私たちの為に焼くだけ焼いてくださり、一口も食べずに帰られるのです!!
(ノーマネーですよ!肉を焼いて肉について語るのが趣味だそうです!よっ!変態!
食事会の途中、店内にいたカップルが本を持ってサインをねだりに来る場面に遭遇!!
人気者の変態!!)
小池さんには生産者から直で連絡が入り
「今年の肉を食べてくれ!」と感想を求められるそうです。
食べ比べ、感想を言う。
些細な味の違いを指摘する。
生産者:「この肉は子牛の時、数ヶ月風邪をひいて
エサを食べる量が少ない時期があったんだよー」
というレベルの会話をしているらしい。
・・・恐ろしい。
何十頭も飼育しているであろうに、
一頭一頭の子牛の時の状態まで記憶している
生産者も驚きだが、その違いに気づく小池さんも化け物だ。
そんな人が焼いてくれたお肉です。
今まで食べていた牛タンとは全く別のものでした。
食べる向きまで指定され、(舌の上下と自分の口の上下を同じに食べた方がおいしいとの事)
レモンつけていいですか?と聞いたら
出禁にするぞ!!と笑いながら怒られました。(半分目はマジ)
なにも付けず手で食べるのが小池流。
もうこの世のものとは思えない味でした。
私の知ってる牛の味ではない!
ペガサスやケンタウルスなどの架空の動物の肉
と言われた方が納得できる。
口の中がふわふわして優しいうまみが広がっていきました。
また食べたい!とかの次元ではなく、これで一生もう食べれなくてもいいという満足感に
満たされました。
最高に贅沢な焼肉を経験してしまい、もう今後
牛タンではこれ以上感動することは無いと
ブログを書いて気づきました。
少しさみしい気持ちになりました。